ロードバイクのフレーム素材の違いと特徴まとめ

ロードバイクのフレーム素材とそれぞれの特徴まとめ

ロードバイクに使われる主なフレーム素材

ステンレス素材

キッチンや電車の車体など様々な場面で使われている素材です。ステンレスはスチールにクロムを加えた合金で自転車用フレームとして利用された歴史は意外にも新しい。

スチール素材よりも軽く、フレームも薄いが高剛性に優れているのが特徴。

  • スチール素材より軽い
  • フレームが薄く高剛性が優れている
  • 値段が高い

スチール素材

古くから自転車の素材として利用されていたのがスチール(鉄網)素材。

強度が高くて反発力もあることから非常に乗り心地が良く、重たいことを除けば現代においても非常に魅力的なバイクのフレーム素材だ。

スチールの中でもクロムモリブデン鋼のことをクロモリと呼びフレームビルダーがよく扱っているフレーム素材の1つだ。

  • 馴染み深いフレーム素材
  • 強度が高い
  • 反発力があるので乗りやすい

カーボン素材

カーボンと言っても炭素だけでできたフレームではない。炭素繊維を樹脂で固めておりCFRP(炭素繊維強化樹脂)ででいたフレームのことを言う。

とにかく軽量で剛性があり、振動吸収に優れているのが特徴。そのため現在はカーボンフレームが非常に人気だ。

また、素材の加工がしやすいため、フレーム設計の自由度も高い。

  • CFRP(カーボン)フレーム
  • とにかく軽量で剛性がある
  • 振動吸収に強い
  • フレーム設計の自由度が高い
  • 人気のあるフレーム素材

アルミニウム素材

カーボン素材が人気になるひと昔前(2000年代)までは、ロードバイクのフレーム素材と言ったらアルミニウム素材!と言うくらい人気だったが現在はカーボンに人気を取られてしまったフレーム素材だ。

アルミ合金のため強度が低いが自転車のフレームとしては強度は高くダイレクトに伝わる加速感といった乗り心地や爽快感を生んでいた自転車のフレーム素材。

  • 2000年代に人気があったフレーム素材
  • 現在はカーボンフレームに軍配
  • 加速感と爽快感がある

チタニウム素材

レアメタルのチタンは錆びにくく、スチール素材より軽くアルミより弾性率が高いことからカーボンフレームと同じくらい人気があるフレーム素材。

ただ、素材の都合上、加工が難しいためチタニウム素材のバイクは値段が高くなる。

経年劣化の少なさや素材感から根強いファンも多く現在では高級自転車のフレームとして利用されていることが多い。

  • 軽くて錆びにくい
  • 弾性率がある
  • 加工が難しいため値段が高い
  • 経年劣化が少ない
  • 高級モデルに利用されている

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です